ベルリンシステムの作り方/9
給餌
サンゴも餌を食べます。だいたいの種類は強い光が
あれば、生きて行けます。
でも、特に口の大きなサンゴには給餌をしたほうが
良いです。長期飼育をめざすなら給餌するべきです。
光を必要としない隠日性サンゴにおいては、給餌は
必須になります。
給餌は、1週間から2週間に1度ぐらいが適当です。
給餌する時はまず、水流をストップします。
サンゴは給餌を受けると触手で餌を掴みますが、
水流が強いと流されてしまいます。
水流を止めたら、餌の匂いをサンゴに嗅がせます。
そうすると、触手を延ばしてくるので、それから
餌を与えます。
餌は、アサリのミンチや、冷凍のオキアミなどです。
私は、冷凍のコマセを使います。釣りエサ用で
1kgほどのブロック状のものが250円くらいで買えます。
これを解凍せずに必要な分を、頑丈なナイフで
切り出し、解凍します。
給餌はスポイトで吸って与えるか、ピンセットで摘んで
与えます。
あまり急がず根気よく与えるのがポイントです。
これがなかなか長く続かないのが悩みです。(私だけ?)
冷凍のものは、保存料の添加されたものがあります。
これは、釣りエサなどの商品にはあまり記載がないので
解りませんが、可能ならば保存料の添加されていないものを
使用できればその方が良いでしょう。文頭で述べたように、褐虫藻の光合成による栄養補給を
受けているサンゴは給餌をしなくても生きていけますが、
隠日性サンゴは給餌が栄養補給のほとんどを占めます。
(隠日性サンゴも全く光を必要としない訳ではありません。)
給餌すべきサンゴはレイアウトにおいて、それほど
光が当たらない水槽の下の方で良いという事になりますが、
こんどは、給餌が面倒になります。
この辺がレイアウトする時の難しいところです。口のあるサンゴには簡単に給餌できますが、そうでないサンゴ
に給餌するには、液体の餌を与えるか、水槽内にプランクトン
を湧かせる必要があります。プランクトンを人工海水の水槽で
湧かせるのは困難ですので、天然海水を導入する事になります。
天然海水でも水槽に入れるまで、プランクトンが生きたままで
いられるかは解りません。生きていられたとしても、
パワーヘッドなどのポンプ類は、プランクトンにとって
生死を分ける問題になります。
結果として口のないサンゴ、特にトゲトサカなどの隠日性には
液状フードで対応します。ミドリイシなど好日性には給餌の
必要はありません。水質の維持と強い光で対応します。